沼に落ちた

2014年秋にクドカンのドラマ 『ごめんね青春』をたまたま見たことから 私の推し人生は幕を開けてしまいました

 

https://www.tbs.co.jp/gomenne_tbs/

 

錦戸亮さん

それまで錦戸さんの事は週刊誌ネタでしか知らず、関ジャニ∞の中でみんな頑張ってるのにスカしてるやつ、なんかクールぶってカッコつけているやつ、多分中身もその程度だろうな。

そう言えばなんか六本木でトラブル起こしてたなぁ、どうせしょうもないに違いない。でもラストフレンズ凄かったらしいから演技は見れるらしいしクドカン好きだから試しにみてみよっか

これ以上でもこれ以下でもないまさに一般としてこの程度の認識で見始めました

 

ごめんね青春をみて

 

すげえ早口ブラックタイガー凄いな

演者が化け物ぞろい

まったくキャラが被ってない

テンポすげーわけわからない

女の子めっさこわぃぃ

男の子しょうもねぇな

なんだこれ?訳分からないけどめちゃくちゃ面白い

 

 

チームワークのよい脚本と切り替えの速さ、印象的なセリフの数々、ばけものに次ぐ化け物にやられ、正直錦戸さんのことは頭に残らず、、

でも回をおうごとにただのかっこ悪い平ちゃんの輝きが増していきます。カッコ悪くて謝ってばかりでみんなに押されながらも譲らないところは譲らない

とにかく頑張る

そして心の奥にずっと罪の意識を抱えながら

気持ちが見え隠れする演技がたまらん

かっこ悪いはずなのにめちゃくちゃかっこよく見え始めました

 

 

回を追うごとに平ちゃんが見えてきました。リアルで人と知り合うがごとく。最初からその人となりが分かるような雑な役作りじゃなく、どんどんこんな人だったんだなとパリパリ音をたてて見えてくるような。。

 

『ごめんね青春』は奇跡のようなドラマでした。あれだけ登場人物がいるのに誰もモブ化せず、回を追うごとに夢中になりました。後半に入り箱根駅伝で泣き、よもやのえなりくんとどんまい先生の不倫で切なさに泣き、かいちょーの引越しで泣き、コスメ回の息子への父親の思いでボロボロになるくらい泣き(ごめんね青春の一番好きな回はコスメ回です。親になって親の思いでついつい見てしまい、、平ちゃんの授業めたくそによかった、)そして屋上回のりさ先生と平ちゃんのやり取りで完落ちしました。

 

放火魔でも。

りさ先生の言葉。

いわゆるそういう好きではないのですが。

この言葉が突き刺さり、呪いのように囚われてしまった、、そんな気がします。